南部鉄器のお買い求めなら「南部池永」



岩手県の職人さんが一生懸命製作する本物です！

フライパン、急須、風鈴、鉄瓶等何でも揃います。



錆びにくさと鉄分流出とのバランスが成り立つ健康製品。それが南部鉄瓶です。




＜南部池永の鉄瓶と職人の伝統技術＞

工業鉄器の産地として長い歴史を持つ岩手県で長い歴史と伝統が育んだ鉄器作りの技術を追求する「池永鉄工」の鉄器です。工程の全てを南部工場にて永年鉄器一筋の職人さん達の手作りによって作られています。



南部鉄器メーカーでデザインから仕上げまでトータルで手がけているのは「池永鉄工」だけです。その鉄瓶や鉄鍋は今や高品質の代名詞として全国の人々に親しまれています。



南部鉄瓶の南部鉄瓶たる由縁は、800〜1000度炭焼きの窯焼き製法にあります。窯焼きで鉄の表面が酸化鉄となります。これが酸化皮膜と呼ばれるものです。酸化皮膜があることで鉄と水分とが直接触れない為、沸かした湯に金気を感じなくて済みます。この状態でも鉄分は少しだけ流出します。使っている内に酸化皮膜の弱い部分から赤錆が少しずつ出てきます。これは水酸化鉄で、人間の持つ胃酸と反応して体内にミネラル分として取り込まれていきます。鉄瓶を長い間使用して、鉄瓶内部に赤錆の部分が増えてくる頃になると、白い湯垢が沈殿してきます。この湯垢が沈殿することで赤錆が不必要に広がらない役目を果たします。



南部鉄器の出来るまで



1 鋳型の組立

型砂を用い、型を作り、型へ中子をセットします。



2 鋳込み

溶解炉で1400〜1500度に溶かされた鉄を柄杓で受け、鋳型に流し込みます。



3 型出し、砂落とし

流し込んだ鉄が固まり、型から取り出し、最初にセットした中子を取り除きます。



4 仕上げ

鋳バリをグラインダーを用い取り除きます。特に内面はホーロー加工を施すので念入りに行います。



5 ホーロー加工（一部商品のみ）

釉薬を内面にかけ、電気炉の中で加熱し、釉薬をガラス化して表面を覆います。



6 着色

保温炉の中で70〜80度に加熱し着色していきます。



7 磨き

着色された製品を人の手で一つ一つ磨き上げ完成となります。



〜「南部池永」の製品を永くお使い頂く為に〜 お取扱い上の注意

■南部池永製品は鋳鉄製品ですので落としたり、急に冷やしたり、強い衝撃を与えると割れる事があります。■調理中は熱くなります。充分に注意して下さい。取っ手をつかむ時は必ず鍋つかみなどを使用して下さい。■ツル付きの製品はツル部のみを強く引っ張ると外れることがあります。ツルの先端で怪我をしないよう、くれぐれもご注意下さい。■ホーロー加工製品は空焚き禁止です。鉄瓶、急須、鍋でホーロー加工がされているものは絶対に空焚きをしないで下さい。又、クレンザーや金属タワシは表面のホーロー加工を傷つけますので使用しないで下さい。■鍋のサイズに合った火加減で調理するようにして下さい。■電磁調理器を使って調理する場合は、鍋を押したり、引っ掛けたりすると滑る事がありますので充分に注意して下さい。■鋳鉄製品は構造上比較的厚手になっております。重量がありますので取扱いにはご注意下さい。■鉄瓶は沸騰すると注ぎ口から熱湯が噴出す場合があります。注ぐ際は付近などで蓋を押さえるなどして、充分にご注意下さい。■ご使用後は必ず充分に乾燥させて完全に水分を取って下さい（水分が残っていると錆の発生の原因になります）。